のこりもの

おすそわけ

鬼退治、岸田繁、星野源

おはようございます。おつかれさまです。

昨日ようやく坂本慎太郎の「できれば愛を」を開封して、聞いてみた。けど、まだ聴けていないというところ、「鬼退治」という曲が只々おもしろくて耳に残っている、インタレスティングではなくてファニー。その曲のリフレインはこう

さあ中古の車で出かけるぞ

こんな風にやっぱり節々の歌詞が耳にこびりつく、それから全体的な音の耳障りの良さは相変わらずだけど、1曲目CDを再生して流れてくる音は過去2作と比べてイビツだ。

できれば愛を(初回限定盤)

できれば愛を(初回限定盤)

 

 

今朝は時間があったので、珍しくテレビをつけて、妹が録画予約していたMETROCK2016というイベントの模様をチラ見、邦ロックに限定したイベントでサマーソニックのように東京大阪同時開催とのこと。

キュウソネコカミ、9mmパラベラムバレット、ここまではほんとにチラ見しつつ、くるりを観る。

ちょうど「アンテナ」の再現ライブツアーの頃だったらしく、アンテナから3曲、「HOW TO GO」のあの気合いの入った間奏からの

いつかは想像を超える日が待っているのだろう

ここで涙腺ゆるむのは毎度のことで、当時のライブを追っかけていた(大阪厚生年金会館2デイズ行った)からこそ、その追体験でそうなるのだろうか、でも迫力とか勢いではなくてあのドッシリとした演奏者にしか分からないような空気感が伝わってくるのは、ならではだなあ、と思う。 

アンテナ

アンテナ

 

メンバーは当時のツアーのシンプルな編成とは違っていて、7人編成、バックコーラスの女性まで2人いて演奏に気持ちよさそうに体を揺らして笑みをこぼしている、あの頃と周りは確実に違っているけど、岸田繁氏はおんなじ顔をしている、と思った。不敵なしたり顔。

 

続けて星野源が流れる、ステージの中央星野氏の左手にはハマ・オカモト(浜ちゃんの息子)、右手には長岡亮介(ex東京事変浮雲)、後ろには河村カースケ(椎名林檎の1st等に参加)、とステージ上には有名人だらけで、安定感バリバリの余裕のステージング

 

さっきのくるりの後に星野源を観て考えてみた。ほんとに岸田繁という人は頑固な人でなんなら「お前らコレ分からへんやろ」みたいな意識をどこかに持って音楽をしているようで、普通の人に気づかれないようなことに意識的に取り組んできたのだろうか、いつも変態的な顔をして

逆に星野源は柔軟で人に喜んでもらうためになら積極的に何だって取り入れて、より多くの人に受け入れてもらえるスタイルを自然に選んでいったのだろうか、この人にもすごく変態的なところがあるだろうけど、それを含めて上手くプレゼンしてるような気がする

 

その音楽を知ってからずっとどこか気にしているお二人のことを偉そうに考察してみました。失礼しました、さあ、働こう。