ここには歌が残る
2018年5月4日(金・祝) @阿倍野 流流
丘本浩一 presents 「ここには歌が残る」
出演:丘本浩一/土井玄臣/panama(オープニングアクト)
開場/開演 14:00/14:30
予約/当日 ¥2,000/¥2,300 (1ドリンク込)
※ご来場特典CD-Rあり(ご予約者優先・先着順)
※定員30名、ご予約はコチラまで:okawokudareba@gmail.com
まずは前置き的に、今回ポストカードサイズのフライヤーを作りましたが、裏面の文字が小さく文章が読み辛くなってしまっているので、その補完として抜粋をどうぞ
阿倍野 流流が残念ながらこの5月で閉店となることを受けての約2年ぶりの自主企画です。きっかけはあれど、つまるところ誰にも頼まれることなく只やってみたくてやるライブ。みんなはじめはきっとそう、大事なやつ。ちなみに前回は10周年ワンマンライブ「とよりでからのへや」。数字のお話が続きますが、そういう自主企画としては4回目、自主企画としては初めての2マンライブ(厳密には2マンだとは思っていないのですが、ひとまずの便宜的な表記)です。
2010年に行った「なぞのしろ」にも出演していただいた土井玄臣さんをまたお迎えして、今回は長めの演奏時間を設けました。出会ってからもう10年以上になる土井さんですが、長尺のライブを大阪ではされたことがないような気がして、そして何より自分が観てみたいので、まずは土井さんにお願いしよう、と思い立ったのが今回のはじまり。
イベントタイトルも土井さんの曲「歌にはそれが残る」から拝借しました。
土井玄臣 - 歌にはそれが残る → 夜の眼の眼が開いた @カフェアリエ [LIVE]
土井さんは3月に新作「針のない画鋲」を発表されて、そのタイミングでとあるラジオ番組にゲスト出演されました。その際の最初の挨拶が、
「土井玄臣です、なんだろうな、、あ、なんもないや」
こういうところがなんとも土井さんらしいな、と思います。あえて淀みを捨てない姿勢、とでも言いましょうか、能ある鷹は爪を隠す、そんな言葉も浮かぶ。
その新作「針のない画鋲」は土井さんの儚げで危うさのある歌がなだらかに続き、それはまるで日々の生活に潜む通奏低音のようでありながら、どんよりと垂れ込めてしまうことはなく、遠く「みえないひかり」(オープニング曲のタイトル)に導かれるような聴き心地で素晴らしかったです。
そんな土井さんの深い歌のトンネルの入り口の前に、すっと入り込めるイントロを作ってくれそうな方をと、オープニングアクトとしてpanamaさんにお声掛けしました。
panamaさんとも活動初期に出会っていて、歌もそうだけど、話し振りにも不思議な親近感を覚える方でした。人ってふつうステージに立つとどこか意識的になってしまったりすることって多いと思うのですが、そこから生まれる気負いや、自分を良く見せたい気持ち、そういうものが希薄に見えて、そのままその人が歌っている感じに惹かれました。
先日とても久し振りにお会いした際にも、きっと5年以上ぶりぐらいなのに、会った瞬間にその感じが蘇ってきて、ああ、これだ、と思い出しました。
panamaさん、文字通りの意味ではない不思議なキャッチーさを持っている方だと私は思っています。数年ぶりの久々のライブだそうでとても楽しみです。
土井さんもpanamaさんもライブ活動が頻繁ではなく、どうやら出演者3人ともこの先のライブが決まっていないようなので、この機会にぜひその音楽を生でじっくり体感していただきたいところです。少し脱線しますが、予約者優先・先着順の来場者特典の音源CD-Rにも、ありがたいことに、土井さん、panamaさん、参加していただきました。
私は私で会場の流流に身を捧げるような、誇張してしまうとどこか骨を埋めるような気持ちで歌えたらな、と思っています。具体的にこれ以降のライブのことは何も考えていなくて、ありがとうさようなら阿倍野 流流、でやりたい。
それでは長くなりましたが、ここでしかない特別な何かを感じてもらえるよう当日に向けて準備しておりますので、よろしければ最初から最後までお楽しみに、ご来場お待ちしております!
最後に、補足的に土井さんpanamaさん関連のリンクを↓
panamanico | Free Listening on SoundCloud
そして、オマケ
当日に向けての打ち合わせを終え、前打ち上げ的な気持ちになるのを抑えられず思わずパチリと撮ったおふたりの微笑みを