ニュータッチ
日記を書こう
仕事柄、カップ麺で食事を済ませてしまいがちで残念だけど、コレは別物
『ニュータッチ 懐かしのとん汁うどん』
味だけでなく、「ニュー」で「懐かし」この響きも素敵だな、と思う。今日は長時間労働でこんな時は特にコレがたまらなく美味しく感じる。味噌と出汁の塩梅、豚肉とゴボウの存在感、痒いところに手が届く感じとでも言いたい。
評価4.1も頷ける、ウン。
日記だから、こんなことも書いてみた。
好きなことを書きたい。
ちょいと旅に出てました、そのことも書き残しておこうと思うところだけど、迫ってきたライブの仕上げをしなくちゃな
今日聴いた音楽↓
山達さんならこの1枚を挙げる。B面、アンブレラ〜きぬずれ、の穏やかな4曲の連なりが素晴らしいから。
否が応でも音楽のことは書くつもり
作家性
最近見つけたお気に入りの場所、ビューポイント、写真で察することができるかと思うので説明は省略、よかったら探してみてください。街も時代も変わってゆく。
今日はタイミングが合って、友達のライブを観に行った。付き合いが長いせいかもしれないけど、彼の作家性がにじみ出るように感じられて良かった、テクニックよりも大事なことだと思った。
久々に訪れたあの狭い空間もあそこならではの染み込んだ感触があって、
それでも変わり続ける日々はいつでも相変わらずさ
昼間聴いた高野寛さんの曲のこの1節が思い浮かんだ。
高野さんといえば、以前ビルボードライブ大阪でbenny singsのライブを観たとき、隣の隣に高野さん本人が座っていたことを思い出す。色々な巡り合わせの中にいるなあ
スフィアン
こないだ6-8時という珍しい時間帯にお仕事があって、そのあとは休憩の時間だったので、
職場にタオルケットを敷いて横になり、こんなときにはこれだと、ウトウトとしながら大きめのスピーカーでsufjan stevensの去年出たアルバムを流してひと眠りした。
Sufjan Stevens, "Should Have Known Better" (Official Audio)
スフィアンさんのアルバムの中で一番地味で、一番長く聴けるやつ、思い出したときにずっと聴ける幸せ
8月のライブスケジュール
真夏、8月は後半に2回演奏の機会いただきました⇩
para-dice presents 『 Bossa/ Nova vol.11』
出演:Chip Chaplin/AcidClank/内田修人/plus one/丘本浩一
open/start 18:30/19:00
¥1500(+1drink¥500)
8/27(土) @阿倍野 流流
『夏の終わりのハーモニー vol.2』
出演:smoke/いちい大介/岩田れな/丘本浩一
open/start 15:30/16:00
¥2000(1drink付)
今年初(※ライブしたあとで気づいたけど2回目でした、、)ライブハウスは久しぶりのパラダイス、出るの2回目、共演はみなさん初めまして、10周年ライブ後の1本目が『Bossa/ Nova vol.11』、なにかありそうな日です。(※ちなみに『Bossa/ Nova 』というのはボサノバの方が出るイベントではなくて、パラダイス企画イベントのタイトル)
流流はみなさんお会いしたことある人ばかり、岩田さんのライブは観るの初めて、アコースティック弾き語りの中にsmokeが混じっているのが意表を突く、面白そう。流流の生音は緊張と緩和が良い塩梅でオススメです。
それぞれ曲ほぼ被らないように、1曲ずつ新しい歌も演奏できそうです。よろしければお越しください。
今日は「山の日」ということで、この曲を
空気公団はパンク
あと、個人的に山登りのテーマソングといえば↑、まともに山登りしたことないけど、
日曜日
昨日はなんだか長い1日だった。
昼間は友達に会って話を。入った店で流れていたBGMの音量が大きくて自然と耳に入ってくる、ニール・ヤングの「ハーベスト」に入っている"Harvest"が流れてきて、そういえば10年以上前まんまこの曲っぽいの宅録で作ったよなあ、とひとり思い出したりしながら、友達の話と短くない時が流れたことを重ね合わせたりしていた。ニール・ヤングあまり聴かなくなったなあ、夏だし聴くなら「渚にて」かな、と思い、流しながら書く、好きになったものは距離をとってもなかなか嫌いにはならないものですね。
話し込んだあと、外へ出ると夕刻、熱のような暑さが治まって感じられるおだやかさが心地良かった。
夜はお仕事。30年以上活動しているベテランロックバンドさんのミックスダウンがメンバーみなさんの確認を以ってようやく終了。燻し銀のハードロックサウンド、これから計13曲のマスタリング工程へ、アルバム作りに携われるのは嬉しい楽しい。
仕事中はFM802を流していることが多くて、昨日の夜はceroの高城氏の番組を意識的に聴いた。23時台、もうじき1日が終わるころ、片想いの曲が流れて今日をまとめてくれるような響きがあって良かった、この曲。
カクバリズムに入れたらなあ、なんて、大きな声では言えない本音を小さく偲ばせておきます。
みんなひとしごと終えて、次の日常に向かう。できれば祝福したい、できれば愛をもって。
平和、できれば愛を
休日、西院フェスもしくはスキマアワーに行こうかな、と思ったりもしていたけど、家事のこともあるし、天気も気力も万全ではなかったりで、ぼーっとして過ごす。西院フェスは来年から何やら変わるようですね、どうなるのかな?
夏らしく荒々しい雷雨がゴーっと去り、ひとときの涼しさが訪れ、ブログをこうやって更新しようとしていると頭に浮かぶワードは「平和」だ。気にせず好きなことを書けるような、みんなに余裕と時間がある社会だったらいいのに、と思ったりする、、けど、これ以上書き連ねるのは難しいなあ
坂本慎太郎「できれば愛を」を繰り返し聴いている。珍しく意識的に前情報を入れずに手に入れ音を聴くに至った、待っていた3作目。ソロになってからの1作目・2作目の延長線上にあるようで、何か決定的に違うと思った。どちらかというと、ゆらゆら帝国の最終作「空洞です」の続きに位置させたくなるような感触。
- アーティスト: ゆらゆら帝国
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文字通りの「空っぽ」感漂う、ロックバンドらしい抑揚を削ぎ落としたミニマルなフレーズ・曲展開・歌詞が印象的な怪作「空洞です」
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クネクネした、すなわちブラックミュージック的なフィーリングが新鮮なソロ1作目「幻とのつきあい方」
カラッとした、南国感溢れるスチールギターのゆるい響きと現実味ある警鐘的な歌詞の不気味さの対比が新鮮な2作目「ナマで踊ろう」
そして、新作「できれば愛を」
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- 出版社/メーカー: Independent Label Council Japan(IND/DAS)(M)
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上述の1作目・2作目にあるような分かりやすい新鮮さはなくて、真っ平らでグニャっとしている、と思った。
1作目・2作目も決して音数は多くないけど、更に音数(同時発音数が正しい気がする)は絞られて、楽器の音が無駄なく配置されたかのような音像。1作目に見られる黒っぽさ、2作目で使われたスチールギターはより要素として溶け込んでいて、とても「普通」な顔をしている。もともとシンプルな歌詞はさらに平易になり、坂本氏の歌声の不気味な存在感が際立つ。なんだかグニャっとした聞き心地。
「空洞です」との類似点として、盛り上がれたり踊れたりするような分かりやすさはなるべく薄められていて、普通のことをいかにイビツに鳴らすか、そういう意識が貫かれた音楽だと思った。
「空洞」という諦めに近い言葉で終わる『空洞です』、そして「胸にぽっかりと空いた穴ぼこ」で始まる『できれば愛を』、そこで描かれているのはどうしようもなさを認めながらも「できれば愛を」求めてしまう、続く私たちの日常のようだ。
「マヌケだね」という曲は一聴したところ「マヌケさ」を蔑むような内容かと思いきや、きっとそうではなく、
マヌケだね 楽しんでるかい? 好きだよ
日常になんでもなく潜む違和感を愛らしく思える気持ち、まさに「できれば愛を」肯定したい、ということなのだろう
そういう意味的な示唆を音自体の特異さでもって一聴しただけでは分からないようにしてあるのは、この人の美学なんだろうな、と思う。
そういう面も含め、万人受けする作品だとは全く思えないですが、目には見えないような違和感や人には言えないような癖を愛する人には薦めたいです。
鬼退治、岸田繁、星野源
おはようございます。おつかれさまです。
昨日ようやく坂本慎太郎の「できれば愛を」を開封して、聞いてみた。けど、まだ聴けていないというところ、「鬼退治」という曲が只々おもしろくて耳に残っている、インタレスティングではなくてファニー。その曲のリフレインはこう
さあ中古の車で出かけるぞ
こんな風にやっぱり節々の歌詞が耳にこびりつく、それから全体的な音の耳障りの良さは相変わらずだけど、1曲目CDを再生して流れてくる音は過去2作と比べてイビツだ。
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今朝は時間があったので、珍しくテレビをつけて、妹が録画予約していたMETROCK2016というイベントの模様をチラ見、邦ロックに限定したイベントでサマーソニックのように東京大阪同時開催とのこと。
キュウソネコカミ、9mmパラベラムバレット、ここまではほんとにチラ見しつつ、くるりを観る。
ちょうど「アンテナ」の再現ライブツアーの頃だったらしく、アンテナから3曲、「HOW TO GO」のあの気合いの入った間奏からの
いつかは想像を超える日が待っているのだろう
ここで涙腺ゆるむのは毎度のことで、当時のライブを追っかけていた(大阪厚生年金会館2デイズ行った)からこそ、その追体験でそうなるのだろうか、でも迫力とか勢いではなくてあのドッシリとした演奏者にしか分からないような空気感が伝わってくるのは、ならではだなあ、と思う。
- アーティスト: くるり,岸田繁
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メンバーは当時のツアーのシンプルな編成とは違っていて、7人編成、バックコーラスの女性まで2人いて演奏に気持ちよさそうに体を揺らして笑みをこぼしている、あの頃と周りは確実に違っているけど、岸田繁氏はおんなじ顔をしている、と思った。不敵なしたり顔。
続けて星野源が流れる、ステージの中央星野氏の左手にはハマ・オカモト(浜ちゃんの息子)、右手には長岡亮介(ex東京事変・浮雲)、後ろには河村カースケ(椎名林檎の1st等に参加)、とステージ上には有名人だらけで、安定感バリバリの余裕のステージング
さっきのくるりの後に星野源を観て考えてみた。ほんとに岸田繁という人は頑固な人でなんなら「お前らコレ分からへんやろ」みたいな意識をどこかに持って音楽をしているようで、普通の人に気づかれないようなことに意識的に取り組んできたのだろうか、いつも変態的な顔をして
逆に星野源は柔軟で人に喜んでもらうためになら積極的に何だって取り入れて、より多くの人に受け入れてもらえるスタイルを自然に選んでいったのだろうか、この人にもすごく変態的なところがあるだろうけど、それを含めて上手くプレゼンしてるような気がする
その音楽を知ってからずっとどこか気にしているお二人のことを偉そうに考察してみました。失礼しました、さあ、働こう。