えとせとら

丘本浩一blog -こころのこりのたび-

フルーティ

6月もおしまい、今年も半分おしまい、、心を落ち着かせながらもここぞとばかりに燃やしてゆきたいところ。

ようやく「火花」見終わりました、ようやく「人生フルーツ」見に行けました。どちらも素晴らしくて、時間があって見られる人には勧めたい作品。

「火花」は民放の連ドラによく見られるような1話ごとの起承転結に乏しい分、小さなエピソードの連なりが生々しく大きなうねりとなって、後半に向けてドーンと花火が上がるかのようでいて、それとは逆に火花が散りゆくような儚さがとても心に残った。散った火花は煙になって消えてゆくけれど、その余韻はとても愛おしく残るもの。

同じく生々しい人と人とのやり取りの美しさを思い起こさせてくれた、近しい人のブログでのコメント欄のリンクも貼っておきます→ヒトリバンケット BLOG 続・コンビニ人間

www.hibana-netflix.jp

 

そして「人生フルーツ」、時を経てニュータウンの片隅で自給自足を営むようになった老夫婦のドキュメンタリー。と書いてしまうと勿体無い、それを大きく超える、事実は小説よりも奇なり、を地で行く、素晴らしく心揺さぶられる物語。「スローライフ」の先駆者とも評されるお二人の姿はDIYを貫いていてどこかパンキッシュにも映る、しかし穏やかさは絶やさない。「人にやさしく、まわりにやさしく」そんな言葉にすると簡単だけど、至極難しいことをやってのけてきた軌跡の奇跡をじっくり目に焼き付けました。暮らしそのものの豊かさを大切に見つめる視点と戦争の影響を語ることが不可避なところは「この世界の片隅で」とも通じていて、今語り継がれるべきものだなと思った。 f:id:okawokudareba:20170630230732j:image

買って帰ったパンフレットを読み返すだけでまた涙誘う、良い意味で困った作品。大阪では8月頭までは上映されるようです。

映画『人生フルーツ』公式サイト

 

なんというか、入力過多で出力に困っているようなきらいがありますが、触れられた作品の美しさに敬意を払いつつ、語り継がれてゆくことの尊さを思い、日々を、時を、ためてゆきたい。いざ夏本番