2016 ⑩
すっかり明けてしまいましたところで、2016年もありがとうございました。
心に深く残っていることや取り組んでいたこと、およそ思い付くままにまとめ記しておきます↓
① 丘本浩一10周年ライブ「とよりでからのへや」
② 小沢健二「魔法的」
③ Caetano Veloso JAPAN TOUR 2016
④ lamp "SONG BOOK"
⑥ リップヴァンウィンクルの花嫁
⑦ CDを買おう
⑧ 映画(館)へ行こう
⑨ 敢えてベタな遊びをするサークル活動みたいな集い
⑩ レコーディング・宅録部屋
①~⑤はライブ、作り手の手触り・温度感が濃厚に伝わるようなライブに心動かされました。
①、自分のライブがそうであったかは観てくださった方々に委ねたいけど、間違いなく手垢まみれな内容ではありました。自分のことながら、ことだからか、どうしても2016年のど真ん中にこの日があります。②と③、改めて、まさかオザケンとカエターノが同じ年に観られるなんて、思ってもみなかったなあ、、忘れられないライブ体験。2016年最後に観たのは④、lampのワンマンライブ、あんなに緻密なlampの音楽が親密に感じられたのは意外で、心身ともに満たされてゆくのを感じた。そういえば今年最初に観たのは3月33日×四万十川友美だったな、パッと思いつかず上には挙げなかったけど、とても特別で良いものだった。⑤、元立誠小学校でのGOMES THE HITMAN・空気公団・HARCO、3組でのイベント、それぞれの長年の活動キャリアが三様に輝くようなポップソングの数々に胸震えました。あとは、まさかのGUIROを2度観たこと、ceroやMOCKY、折坂悠太さんのライブにも圧倒されたことを思い出します。
⑥、岩井俊二監督の3時間以上にも渡る映画があまりにもズシーンと響いて、時期を置いて機会を見つけて違う映画館で計3回も鑑賞。特に岩井俊二に思い入れがあるわけでもなく、学生の頃かな、何かのタイミングで「四月物語」を観てなんとなくいいなあ、と思ったぐらいで。しかし、なんだか気になって観に行ったら、映画でしか得られないであろう感動に改めて気付いた気になり、今まで億劫だった映画館へ足を運ぶという行為を自然と続けるようになりました。というわけで、⑧、映画をよく観に行った1年。大手シネコンよりも、昭和の匂いが残るようなところに繰り返し足を運びました。特に新開地のパルシネマ、2本立て上映と小劇場感、遠いし時間がいるけどそれでも訪れたいと思える場所。
⑦、たくさんCDを買いました。新譜が充実していたのと、それから改めて「CDというメディア」に対する思い入れから、一昨年は多用したApple musicを控え、欲しいものはなるべくCDで買うようにしました。音としても、やっぱり圧縮されたものより、なるべくそのままに近い形で聴きたい。買う数が増えると手に入れてまだきちんと聴けていないのが多々あるのは、どうにかしたいところ。
⑨、結果的に人と会う機会が少ない1年になったけど、夏には海へ、秋には遊園地へ、ハロウィンパーティーやらクリスマスパーティーやら、今までそういう若者的な遊びに縁遠かったであろうメンバーで毎度集まりワイワイガヤガヤ。やってみればどれも楽しい経験。
最後に⑩、9月以降ライブがなく、まず取り組んだのは、録音環境を整えることで、求める音に少しでも近付いてきたのは意味がありました。充実のレコーディングができている、とは正直まだ言えないところで、引き続き2017年、しぶとくやっていきます。
2016年、生で聴いて驚き揺さぶられたナンバー1はこの曲、それまでは嘘みたいな歌詞だと思っていたけど目の前でほんとになった、それはそれは信じられないひとときだった。