かわる街、またもスピッツ
次の土日がお仕事なので今日はお休み、天王寺へ
久々に訪れた天王寺公園が様変わりしていて驚いた。そして、炎天下の中、ポケモンGOを嗜んでいるのであろう人の姿がやけに目につく。
公園の入り口のゲートが取っ払われていて、やけに開けた印象、昔のレトロな印象が失われていて、さびしくもあるなあ。
上の写真の真ん中辺り、人がふたり電線のようなものに吊られて移動する様(説明下手ですみません)が見えるでしょうか?ジップラインというものらしい、これからボルダリング用の壁も作られるもよう。
上の写真のような猫のフォルムを使った案内がそこかしこに見られた。
そんなことはきっと知らないだろう、年老いた野良猫さんに街の変化は伝わっているだろうか?
変わらず残っているものもあるけど、確実に景色は変わってゆきますね。
さて、何のために出かけたのかというと、
市立美術館で催されていた「デトロイト美術館展」を観に。
7月・8月の火曜〜木曜はなんと全作品写真撮影OK!とのことで、なかなかそんなことはないので、ホイホイと釣られて行ってきました。
11:30頃に到着、そこまでの混雑ではなかったけど、会場内に入ると当たり前のようにシャッター音が鳴り響いていて、承知のはずだったけど、気になってしまう、、
気にしていては勿体無いな、と、周りを気にしつつも、自分も撮りたい絵は静かに撮影しながら、撮影がメインにならないように鑑賞を楽しむ。展示数はそこまで多くないものの、名画と呼ばれそうな絵が的確に集められていて良かった。
ネットに公開してもOKなものの中で特に印象的だったのは、エドガー・ドガの5点の絵、どれも慎ましく美しかった。
ゴッホの絵も良かったけど、どうも人がそこに集中し過ぎていて(撮影したそうな人も含め)じっくり落ち着いては楽しめなかった。
公開NGなものの中では、初めて目にしたオスカー・ココシュカという方の作品が壮大で特に印象に残った。
きっと夏休み中やよね、真剣な眼差しで集中して撮影に挑むお子さんもいて、
撮影OKというのは面白い試みだと思ったけど、ゆっくり集中して観るためにはなかなか難しいよなあ、と思った。
大人がどこか気にしながら写真を撮る中、こういう無邪気なシーンには思わず微笑むことができて良かった。
昼間、移動中は今日もスピッツの『醒めない』を2周ほど聴いた。
頭2曲「醒めない」「みなと」の貫禄あるスピッツらしさ、アルバム中最も穏やかでベルベッツsunday morning的な鉄琴が効いたアレンジの9曲目「モニャモニャ」の美しさ、3分前後の潔い尺で締める最後の2曲「雪風」「こんにちは」
この辺りが特にたまらなくて、繰り返して聴いてしまうなあ、名盤。
あらためて、スピッツは言葉を追うように聴くべきだと思った。一見突飛なだけにも捉えられそうな言葉がマサムネ氏の歌声とそれを支えるバンドサウンドによって、見事に音楽になる唯一無二の感覚を味わえる、のは、ならではだなあ、と。
今夜はとくに暑く感じる、ここのところよく流す、なつやすみバンド、chance the rapperを聴く、どちらも絶妙な温度感が良い塩梅の音楽で、夏の蒸し暑い夜に丁度良く響く。
頑張りぎみで毎日書いてるけど、きっとそれはブログ移転してどこか張り切っているのと、たまたま書くことと書ける時間があるということで、
まあ、無理なく続けられたらな、と思います。
それから希望として、今は長くなってしまっている文章が、削ぎ落とされていったらいいな、というのがあります。
さて、明日は合奏の練習、楽しもう